2010年ボート(戸田で行われた4大会)ハイライトシーン 4
新人選手権 2010年10月15日(金)〜10月17日(日)

男子舵手付きフォア
全日本新人選手権というのは、高校生全て/大学生は2回生まで/社会人は高校を出て2年目までで、
言わば「U-20」の大会です。
2010年の立命新人戦M4+クルーは、2回生2人&1回生2人&舵手は1回生という新鮮なチームでした。
画像は15日の予選のもの。橋の上まで舵手の指示の声が聞こえて来ました。いい仕事してます。

女子舵手付きクオドルプル
立命女子の1〜2回生で舵手役はいません。2回生のマネージャーが1人いるだけです。
大会開催まで「女子のクオドルプルの舵手はどうするんだろう?」と心配していましたが、
やはりというか、このマネージャーを拝み倒して舵手になってもらったようです。
舵手デビューとなった15日の予選が左の画像です。体も顔もこわばってますが・・・
でも初めてにしては見事なものでした。ちょっとジクザクしてますが、1位ですから。航跡はこちら



決勝でゴール後、
酸欠状態のクルー



女子舵手付きクオドルプル
5月の軽量級と10月の新人戦は3日間の大会で、初日予選/2日目敗者復活戦/最終日準決勝&
順位決定戦or決勝が行われます。という事は最終日に2レースやらなければいけない訳です。
17日の準決勝は2組に分かれ、それぞれ1位2位が決勝へ3位4位が順位決定戦へまわります。
つまり決勝に進むには2位でもかまわないわけです。
ところがこの新クルー(1回生3人&2回生1人&舵手)は、準決勝で明大を相手に熾烈な
マッチレースをやってしてしまいました。
500m→2.02秒差 1000m→1.22秒差 1500m→0.34秒差をひっくり返し、
ゴールではわずか0.50秒で勝つというもの凄いレースでした・・・
ですがその4時間後に行われた決勝は、パワーを使い過ぎたのか、早稲田/明大/仙台大に先行され
4位という結果に!
ヘッドコーチは「準決勝は2位までに入れば決勝にいけるから、後半は流せばよかったのに。」と
頭を抱えていましたが。
ご当人のクルー嬢たちは、「女の意地やもん。」とサバサバしてましたけど〜。(笑)
っていうか、決勝でそれをやりなさいよ、2011年は!ってね。
1回生の身長170コンビのパワーや恐るべし!です。(軽量級では減量が待ってますよ)

女子ダブルスカル
新クルーは、この種目ベテランの2回生と初めての1回生コンビです。
なぜかこの種目に限って、スーパー高校生クルーが戸田を席巻しました。
15日の予選では高校生クルーの後塵を拝し3位となったものの、敗者復活戦を1位通過し
準決勝に進出。ここでも高校生クルーに負けて順位決定戦へ。
画像は順位決定戦、500m地点の橋に上がるスロープ上からの撮影です。結果は総合8位。
決勝で1位2位を占めたのは、いずれも高校生クルーでした!

男子舵手付きフォア
この種目はシングルスカル/ダブルスカルについで、エントリー艇が多い種目です。今大会は33艇。
高校生の種目に、片方漕ぎのスイープ種目が無くなった結果、究極のボート競技であるエイトへの
エントリー種目として、大学チームとしては新人戦が最適という判断なのでしょう。
(今大会は、社会人クルーの参加は無し)
男子女子両方の部がある大学の中では、立命館大学は部員数の相対的少なさにもかかわらず、
決勝or順位決定戦に進む頻度は、在京&新興(ボート競技がカレッジスポーツ)大学に負けません。
項目最初の舵手付きフォアと同じメンバーですが、漕手の順番を変えてあります。
こういうフレキシブルな対応が、立命クルーの良さかもしれません。
結果は準決勝2位で、順位決定戦4位(総合8位)でした。




ちょっと一服
ボート競技は各チームそれぞれのブレード(オール)カラーを持っています。
ところが非常に似ているブレードのチームが、同じレースに出るとなると・・・
この状況が8月のインカレで現実のものとなりました。

1枚目は「東京外語大」のクオドルプル艇で、白地にピンクに近い赤のブレードです。
2枚目はスタート位置に向かう廻漕レーン上で、両校の艇がニアミスとなりました。
進行方向不確認の外語大クルーを立命クルーの方が避けています。もちろん声で警告したでしょうが。
それにしてもほとんど同じブレードカラーで、最初のうちは立命クルーが来たと思ってバシャバシャ撮っていました。
それにしては見た事(HPのクルーメンバー)のないのばっかしだな?なんて事もよくありましたっけ。(笑)
じゃユニフォームで見分ければいいんじゃないの?というツッコミは当然出て来るでしょうが、立命クルーもなぜか数種の
ユニフォームを使用してまして、応援する方としては統一してくれないもんかと思っているのですが。
一方、ワンパターンなのが早稲田と日大でして、早稲田は立命と同じエンジがスクールカラーなので、ブレードもユニフォームもまったく一緒。
(気温の変化で帽子をかぶったり、下にTシャツや長袖シャツを着たりはしますが)
実際はエンジというより焦げ茶色というか小豆色なんですよね。ボートの早稲田は。
日大も目がチカチカするパッションピンクに同じピンクのブレードで、これが抜群に速かったりして。



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